ディーン・フジオカさん主演で『シャーロック・ホームズ』を原作にした月9『シャーロック』も毎週楽しく観ていますが、最近シャーロック・ホームズが登場するとても面白い本を読みました♪
シャーロック・ホームズが登場するおすすめの書籍
シャーロック・ホームズの熱狂的なファンのことを”シャーロキアン”と呼ぶそうなのですが、私は子供の頃読んだことがあるかも?ってくらいです。
とはいえ、ロバート・ダウニー・Jrがホームズを演じた映画や、ベネディクト・カンバーバッチがホームズを演じたBBCのドラマなど、シャーロック・ホームズを題材にしたものを観る機会もたまにあるので、だいたいどんな感じのキャラクターなのかは知っているつもり。
そんな私がたまたま手にした本が、『万能鑑定士Qの事件簿』シリーズや『探偵の探偵』シリーズなども人気の作家松岡圭祐さんの著書『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』です。
宿敵モリアーティ教授を倒したライヘンバッハの滝から失踪して以降の、空白の2年間に、日本にやってきていて、伊藤博文とともに大津事件の謎に挑む、といのがこの本のストーリーです。
歴史に詳しくはないので、どこまでが史実でどこからが創作なのかとかは別として、シャーロックが実在の人物かのような面白さで、一気読みでした。
松岡圭祐さんの著書は『マジシャン』しか読んだことがなくて、『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は、前情報や予備知識もなくあまり期待もしていなかったのですが、こんなに面白いなんて!と、松岡圭祐さんの著書を今まで読んでこなかったことを後悔。
それはさておき、『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は、歴史の授業でちらっと聞いたことがある程度の大津事件のことや、もちろん名前は知ってるけれど伊藤博文ってどんな人だったのか、とか尊皇攘夷論って何、なども同時に学べる歴史小説としても楽しめました。そんなわけで歴史が苦手な学生さんにもおすすめです。(あくまで小説であることにご注意を)
ホームズってこんなキャラなんだぁってのもわかるので、月9『シャーロック』ファンの方で、シャーロック・ホームズのことをまったく知らないって人にもおすすめです。
無料で読めるシャーロック・ホームズ
ちなみに私は『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』を読んで、あらためてシャーロック・ホームズの本も読んでみたいな、と思っていたところ、アマゾン会員が読める無料本の中で『シャーロック・ホームズの冒険』と『緋色の研究』があったので、短編集の『シャーロック・ホームズの冒険』から読み始めました。
『シャーロック・ホームズの冒険』には、「ボヘミアの醜聞」「赤毛組合」「花婿の正体」「ボスコム谷の惨劇」「五つのオレンジの種」「くちびるのねじれた男」「青い柘榴石」「まだらの紐」「技師の親指」「独身の貴族」「緑柱石の宝冠」「ぶなの木屋敷の怪」が収録されています。
現在、積ん読本もどんどん読んでいかないと・・・なんだけど、ホームズも全作読んでみたい誘惑にも駆られています。読んだら月9の『シャーロック』の元ネタなんかもわかるのかな~なんて思いつつ。ドラマを録画して残しておけば、そんな楽しみ方もあったな~と今更後悔。
そうそう、「赤毛組合」を読んでしばらくしてAmazonプライムでたまたま観たアニメ『歌舞伎町シャーロック』で同じネタがあったことに感動しました。読んでてよかった。まだ2話くらいしか観てないけど他にも同じネタがあるのかな。
ちなみに、手っ取り早くホームズのことを知りたい人は、ウィキペディアにめちゃくちゃ詳しく記載されているので、それを読むだけでも充分かも(笑)