はじめに:つーちゃんとは何者?少年院からキャバクラ経営者へと成り上がった男の全軌跡

恋愛リアリティ番組「ラヴ上等」への出演をきっかけに、多くの視聴者から注目を集めている男――それが塚原舜哉(つかはら しゅんや)、通称“つーちゃん”です。
強面な見た目、過激な過去、そして現在の成功。そのギャップが魅力となり、SNSでは男女問わず多くのファンが急増中。
「ただの元ヤン」では語り尽くせない、不器用で真っ直ぐな人生ドラマを持った人物です。

この記事では、彼のプロフィール・少年院時代・暴走族総長の過去・格闘技の実力・ブレイキングダウンの裏話・経営者としての現在・アパレルブランドNo Loseまで、ありのままの“塚原舜哉”を徹底的に深掘りします。

プロフィール完全版|強面なのに「仁義と優しさの人」つーちゃん

項目 内容
名前 塚原 舜哉(つかはら しゅんや)
愛称 つーちゃん
生年月日 1994年11月2日(30歳/2025年時点)
出身地・拠点 栃木県宇都宮市
身長/体重 170cm/63kg前後
職業 キャバクラ経営、アパレルブランド「No Lose」運営
キャッチコピー 仁義を知るロマンチスト
苦手な食べ物 トマト(意外と可愛い)

つーちゃんの魅力は、見た目とのギャップにあります。
骨太で強面、腕っぷしも強そう…しかし、SNSで見せる笑顔やファン対応は驚くほど柔らかい。インスタ・X・TikTok・YouTubeと幅広く発信し、コメント返信やファンへの細かい気遣いも欠かさないタイプです。

「俺は過去を隠さない。その上で前を向きたいだけ」
そんな言葉が似合う、実直な人柄も人気の理由でしょう。

公式SNSアカウント

「なぜ仁義を語れるのか?」その答えは壮絶な10代にあった

◆ 少年時代 ― 地元暴走族の“総長”という立場

つーちゃんは10代の頃、地元の暴走族で総長を務めていました。
若さゆえの衝動、仲間を守る責任、そして抗争の日々。普通の高校生とはまったく違う、“表には出ない世界”で生きていたのです。

◆ 18歳で逮捕 ―「おはよう逮捕」の衝撃シーン

彼の逮捕劇はまさにドラマのよう。朝、自宅に警察が来て、2階から逃げようとした瞬間――

「下にも警察がいた」

一瞬で囲まれ、そのまま連行。本人も「映画みたいだった」と語るほどの展開でした。

◆ 留置場生活 ― 狭い空間での葛藤と、わずかな人間味

畳4.5畳ほどの部屋にトイレ付き。
読めるのは新聞か小説だけ。
取調べと房の往復が続く毎日。

それでも「ステーキ丼を追加できる」「お茶は飲み放題」など、変に人間味のあるルールもあったと語っています。

新潟少年学院での11.5ヶ月|“筋と規律”を叩き込まれた日々

逮捕後、つーちゃんは新潟少年学院(少年院)へ送られます。
ここで約11.5ヶ月という長い時間を過ごすことに。

◆ 少年院での生活は「ほぼ軍隊」

  • 歩く角度・手足の位置まで決められた行進
  • 寮生活では会話禁止
  • 入所直後は個室で徹底管理
  • 食事はボリュームがあるが配膳量はグラム単位で管理
  • 入浴は週2回、筋トレ中心の体育
  • 軽い規律違反でも「調査」へ

ここで彼は「自由を失う怖さ」と「人として守るべき筋(仁義)」を痛感します。
この経験が、彼の人生観に深く影響を与えました。

ブレイキングダウンで爪痕を残した“伝説の態度” | 実力はどれほど?

◆ ブレイキングダウン7のオーディションに登場

2022年12月、つーちゃんはブレイキングダウン7のオーディションに出演。
長時間の待ち時間のせいか、態度がめちゃくちゃ悪い(笑)

しかしこれは「爪痕を残すためのキャラ作り」だった可能性が高いと言われています。

オーディションでは、人気選手のこめおとの対戦を希望するも、試合は実現せず。

◆ 格闘技の実力は?啓之輔とのスパーリングで判明

アウトサイダー王者でブレイキングダウン常連の啓之輔とスパーリングした動画が人気です。

結果は…

  • 「3対1でも遊ばれてる」
  • 「めっちゃ手加減されてる」
  • 「教室になってて草」

など、コメント欄はツッコミの嵐。

とはいえ、格闘技経験が豊富なわけではないので、勝敗よりも「挑戦する姿勢」こそ彼らしいと言えます。

キャバクラ「芭鈴(バベル)」を成功させた男の経営哲学

◆ 2022年、宇都宮に自身の店をオープン

つーちゃんの現在の本業はキャバクラ経営
宇都宮市に構える「芭鈴(バベル)」は、開業から現在まで順調に成長。

◆ キャバクラ経営は“総合プロデュース業”

夜の仕事は「華やかに見えて実は過酷」。

  • キャスト・スタッフのマネジメント
  • 売上管理
  • イベント企画
  • 客層分析
  • SNSマーケティング

これらを全て行う必要があります。

しかしつーちゃんは、SNSでのブランディングと現場主義スタイルで、店の認知を拡大。
店の周年イベントを成功させるなど、着実に成果 をあげています。

No Lose(ノーリース)|“負けない人生”を掲げるアパレルブランド

つーちゃんはアパレルブランド「No Lose」も運営しています。

◆ ブランドの世界観

コンセプトは明確で、過去の経験を昇華したメッセージ性の強いデザインが特徴。

  • Tシャツ:「負けない人生 負けない気持ち」
  • パーカー・キャップ・ステッカーなど幅広く展開
  • 子供サイズ?XXXLまでの豊富なサイズ展開
  • 着るだけで“背中を押される”と言われるブランド性

自身もモデルとして着用し、SNSでもコーデ紹介をするなど、ブランドを広く発信しています。

まとめ|過去を隠さず、正面から生きてきた男のストーリー

塚原舜哉(つーちゃん)は、暴走族総長・逮捕・少年院という過去を持ちながら、そこから逃げず、真正面から向き合ってきた人物です。
そして現在はキャバクラ経営、アパレルブランド運営、SNS発信など、多方面で活躍する“リアルな成り上がり実業家”。

強面なのに優しい。
破天荒なのに義理堅い。
過去が重いのに未来は明るい。

――そんなギャップこそが、彼が多くのファンに愛される理由でしょう。

参考にした資料

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